見送る背中に。

 

春休みの始まりです。

 

昨日は一年生最後の登校日でした。

一年間見送り続けた、ランドセルに馴染まぬ

あの、目を刺激する背中の黄色。

  

それも これで見納めかと思うと、

なんだか名残惜しいです。

 

 

 

 

最近は慌ただしく過ごしており あまり一緒にいられていません。

この時期特有のせわしなさが続いていて、

さらに

花粉への思いも いまだ一方通行のまんまで、

 回転数の落ちた脳を精一杯にフル稼働させる毎日です。

 

 

 

今朝なんて、レンタル返却日が今日までだったと気づいて

早朝から返しに走ったりしていました。

(全然読めていない…)

 

その上、お世話になったお客様 あんじくん一家が

ついに 高松を離れるということで寂しさがプラスされ…。

 

 

 

 

 

 

それでも、TSUTAYAからお店に向かう朝陽は

自転車止めて見惚れるほど綺麗だったし、

 

あんじくんのお母さんからは別れ際に嬉しい一言をもらえたし。

 

”このお店に来るのが楽しみでした” って。

 

 

 

 

この場所が誰かの生活と思い出の一部になって、

一緒に過ごした時間が栄養みたいになって

それが時間の経過とともに 花となり 綿毛のように

誰かの心の中を浮遊してくれているようで、

嬉しかったなぁ。

 

 

一年生の黄色い背中も、見送るあんじくんの背中も、

心に浮かぶ記憶のかけらを残して

目に見える限りの世界ではいろんなことが終わっていく この時期に、

この場所を続ける本質にふれた瞬間でした。

 

 

お店に来てくださる皆さんにも、スタッフにも、家族にも

こうして日々、大切なことに気づかされながら過ごしています。

 

最小限の語彙しか持ち合わせておらず

頭に浮かぶ言葉はいつもシンプルに ”ありがたや〜”ですが、

それを心の中で10枚重ねくらいにしたりして。

 

 

さっき、ひとり、ふと

今日はなんて良い一日だったんだろうと振り返っていたら

ブログに書いておこうと思い、商品紹介はまたに、

今日は 日々の御礼を綴りました。

 

 

いつも本当にありがとう御座います。

 

 

明日も一日在店しています。

皆様にお会いできる瞬間を心待ちにしております。