【 二人旅 NY編 vol.04 】 ユニオンスクエア。

 

 

”マンハッタン住所算法”。

 

”魔法数” を使い、住所を

より高い精度で特定する方法です。

 

そんな算出法があるくらい、

とてもわかりやすい地理の

マンハッタン島。

 

縦の通りは ~番街(Avenue)、

横の通りは ~通り(Street)、

 

その2本が碁盤の目の様に走っています。

 

 

1番通り~次の2番通りまでの区画が

“ワンブロック”と呼ばれていて、

大人が徒歩で

およそ1分半くらいでしょうか。

 

例えば…

 

駅が 72番通りで、

目的地が 75番通りなら3ブロック

⇨ 徒歩5分ほどあれば辿り着ける… 

といった具合に

島の大部分が通り名が番号で表されています。

 

 

 

ちなみに 2日目のブログでお話すると…

 

最初に滞在したホテルが58th、

同番街沿いを20ブロックほど北上した、

80thほどのところに博物館はありました。

 

途中のダコタアパートは 72thです。

 

写真撮ったりしていたので、歩いて30分ほどでした。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%8F%E3%83%83%E3%82%BF%E3%83%B3%E4%BD%8F%E6%89%80%E7%AE%97%E6%B3%95

 

 

 

 

 

さて。

 

そんなマンハッタン島へ

日中 訪れたブロンクス動物園から地下鉄で入り、

ずーっと、ずーっと南へ下る帰り道。

 

 

電車を待ってる間からすでにウトウト…

 

乗った途端に眠りについてしまいました。

あっち行ったり、こっち行ったりよく歩いたし、

最後の方は眠気と闘いながら

ユキヒョウへ向かってたから、 

よっぽど眠かったみたいです。

 

 

電車の中、

ずっと眠っていたせれちゃんが

起きる気配は全くない…。

 

外は 滞在期間中 最も好気候である…。

 

今日は、土曜日の午後…。

 

陽はまだもうしばらく

街を照らしていそうだ…。

 

 

心地よく休めるカフェや公園が

地上に上がっての場所が、

乗り換え不要の路線上にある…。

 

 

 

このままユニオンスクエアで下車することは、

 

”正しい時間の使い方” を提唱する先生がいたら

きっと… まちがいなく、褒めてもらえる

選択だっと思う。

 

 

14th Street。

 

ストリートカルチャーの中心である

ユニオンスクエア。

 

 

 

 

北西には ギャラリーが多く並ぶチェルシー、

南には ストリートカルチャーが根強いイーストビレッジ、

南西には ゲイカルチャーの発祥の地 グリニッジビレッジ、

北に少し歩けば歴史地区 グラマシーパークが。

 

 

路線のアクセスも良く、好印象エリアの一駅です。

 

 

 

 

抱っこのまま階段を上がり、

銀棒が仕切る改札を過ぎ、

さらに続くを上がった先に広がる

この広場の大好きな空気。

 

 

 

 

オレンジの日差しのもとで

みんな、本を読んだり、談笑したり、

散歩したりチェスをしたり、音を奏でたり、

それぞれの時間を過ごしていました。

 

 

 

 

 

 

大柄でない僕の体には余る

120cmを抱きかかえ、

ひとまずベンチに腰掛ける。

 

右斜め向かいのギターが

次のコードを奏でるまでに

多人種都市NYの日常が

スライドされていきます。

 

途中、起きかけたところで

フェンスの向こうへ行き、

芝生に背をあて横になる。

 

視界に入ったリスをエサに、

”ほら!リスがいるよ!!”

と起こそうとするも、

”知ってるよ…zzz” と寝言級の声が。

(後に ”なぜ起こさなかった?”となりましたが…)

 

しばらく待って

そろそろ外は

日も暮れる頃。

 

 

実は、

数ブロック離れたところに

行きたいスニーカーショップがあって、

”こうなったら抱っこだ!”と

横断歩道を渡り、

NY最古の古本屋の前を通り、

 

意気揚々と

名店へ乗り込みました。

 

 

名店の名作が視線の先で待ち構えていて

その瞬間の連続に気持ちは高まり、

店内のボリュームもなかなか高め。

 

 

 

でも

まだ起きない。

 

 

店外へ出ると、すぐ教会前の

“タダイマ エンソウチュウ”の文字に、

”これだ!”と

穏やかなパイプオルガンに包み込まれることを

想い、願いながら

礼拝堂の縦長の木のドアを開けると…

 

 

 

 

 

まるでサンくんが実家のオルガンで

遊んでいるかの様な

なかなかテンションの高い

メロディーラインがダンスしていました。

 

 

 

入った時のこの曲を最後に

演奏会は終了。

 

その直前で

ようやく 目を覚ましました。

 

 

写真は

ハロウィンショップ前にて。

起きたて。

 

 

”あの演奏、

悪魔の一曲みたいだったね!”

 

”あの店のディスプレイ、

すっごく怖かったね!”

 

と 笑いながら

帰路につきました。

 

ユニオンスクエアを出てから

5ブロックほどの話。

 

そんなアメリカ4日目でした。

 

 

 

 

いつもブログをお読みいただき、ありがとう御座います!