10歳。

 

【 プライベートブログです 】

 

  

 

      

   

  

 

新学期の始まり。

  

   

”夏休み、おわっちゃったなぁ”、と

休みの間に描き上げたJAのポスターを片手に

学校へ行きました。

     

 

世界の混沌に、記録的な雨が重なって、

近年稀にみる… というか経験したことないほど

深い制約の中で過ごしたこの夏。

    

 

 

その間に、

なんと、

おかげさまで、

 

せれちゃんが10歳になりました。 

  

 

    

    

このブログももう14年くらい書いているので

長い読者の方は僕らの子育ての始まりから

知ってくださっている方もいらっしゃるでしょうが、

なんとなんと、もう10年ですよ。

   

 

びっくりする気もするし、

もっと長い時間を 一緒に

過ごしているような気もする。

  

 

 

     

   

 

 

誕生日の前日..

 

正確には当日の、

子供達が目を覚ます前の丑満時。

  

飾り付けのために印刷した写真を貼りながら、

10年の記憶を振り返ってみる。

 

”ササッ!”と選ぶつもりが、

もちろんそんなスムーズにいくはずはなく、

脱線、脱線、大脱線の連続で、

記憶の片隅にあったこと、

記憶されていなかったあの思い出まで、

感情の舞台でパーティーを始め

気がつけばとても良い時間に。 

 

  

 

 

 

 

 

 

初声とともに

想像を超える感情の世界が始まったあの日、

 

 

 

 

 

 

 

 

初めての育児で

家族全員頭の中が ??? だった、1歳  

 

 

 

 

 

 

 

喋り始めたビッグインパクトな、2歳

 

 

 

 

 

野良猫に真剣な眼差しで話しかけてた、3歳。 

 

 

 

 

 

 

  

  

かき氷に満面の笑み… な、4歳。

  

 

 

 

 

 

 

 

姉として新しい歳を迎えた、5歳

     

  

   

 

 

しっかりとした母性が芽生えた、6歳。

    

  

   

 

  

初めて花火を最後まで見られた、7歳。

   

 

  

  

      

ニューヨークを経験し ”自分” を知り始めた、8歳

    

  

  

 

 

うつむくことがなくなった、9歳。 

  

  

 

  

 

 

 

 

  

 

もう

 

”トマト” を ”パパコ” と、

   

”ピーカブーヤ” を ”ピーカユーバ” と 

言っていたのは

 

もう随分と前の話になってしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  この10年の月の中で。

 

何千回も抱き寄せて

   

何万歩も歩幅を合わせ

    

何億語も言葉を交わす。

    

 

  

  

 

その中で生まれる感情を

 

夫婦で象った育児の器に

注いでみたら

 

記憶と感情の光とともに 

 

なんとまぁ 様々な彩りを みせることか。 

  

    

 

 

 

 

 

 

生命力に溢れるマグマのように真っ赤で、 

   

時に自然の豊さの天辺の象徴のような深緑や、 

   

夜凪のまんなかで佇む深碧の小波、

 

歩けば2000年の距離の旅してきた

鮮黄の光のような。

  

   

 

   

  

10年という記憶のキャンバスに

 

子育てを通じて広げられた

  みたことのない景色。  

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

   

 

家に帰れば

家にて、

  

食事の時は

同じテーブルに、

   

寝室に入れば

先に

眠りについている。 

  

 

 

10年後のいま頃は、きっと

 

この2021年を懐かしみ

 

そして、ちょっとだけ 、

今のこの当たり前の

日常を

羨ましく

思うんだろうなぁ。 

 

 

 

   

 

 

   

 

 

   

   

それまでの間にしっかりと伝えたいなぁ。

 

真っ白よりも眩い

この日々の御礼を。

  

  

  

 

 

という

ことで

 

 

 

 

せれちゃん、誕生日おめでとう!

 

 

 

 

 

( ブログを読んでくださっている皆様、

いつも子育てについての経験をお話しいただいたり、

アドバイスをくださったり、本当にありがとう御座います。

皆様からいただく日々のお話の一つ一つが、

僕ら夫婦にとって、様々な場面で、様々な形で

活かされています。この場をかりて心より御礼を申し上げます )