20年。

 

 

 

今朝は、

昨日届いたばかりの新しい子供服を

封を解いて着た子供達を

写真におさめました。 

 

 

お店では、

我が子に見惚れる母の眼差しにすっかり癒されて

この子の存在が両手を溢れる花束そのものだと

感じました。

 

 

夜、

久々に実家で食事をご馳走になり、

家に帰っても子供たちは

まだ遊び足りなそうでした。 

 

 

 

 

 

今日で、

911から20年。

 

20年前、

自転車で駆けつけたあの橋の向こう側を

茫漠で包んだ黒い布。

 

その重みに押し潰され大地へと

やむなく溶けていった様々な感情が

一体どんなものだったのか。

 

家族ができて

父として、夫として、両親の子として、

多方面から自分をみることが当たり前になった今、

感じ方が随分と変わったように思います。  

 

 

 

 

 

今日は

子供達には色々と話をしました。 

 

煙の色、風のにおい、

街の色が変わったこと、

地下鉄で配られたテープのこと、

みんなが心配してくれたこと、 

 

テロってなにか、

戦争はモノの取り合いだけがきっかけではないこと

人の心の中での正解は違うこと

それでいいのにいいといえないこと。

 

 

橋から見える2本のビルがとっても綺麗だったこと

夕方の景色が街のみんなはきっと大好きで

お父さんもおんなじ気持ちだったこと。 

 

 

物語の中のはなし ではないこと。 

 

 

 

 

 

 

 

生きていく中で

伝えていくべき大切なことのひとつ。 

 

 

そんな今年の911でした。