11歳。

もうすぐ卯年。

僕ら夫婦にとって

特別になった干支の年が

またやってきます。  

今から12年前の秋までは

ウサギも、獅子座も、夏の到来も、

一年の中での通過点に過ぎず

心がそこにとどまるコトがありませんでした。

それがいまやそれらすべてが星の中心駅です。 

早いものでこの夏、せれちゃんが11歳になりました。  

  

このブログは2019年に別の場所から引っ越してきましたが、

もう随分と長く読んでくださっている方もいらっしゃるようで

そんな皆様や日頃SNSを通じて成長を見守ってくださっている皆様に

まずは、あらためて心からの御礼の気持ちをお伝えしたいです。 

なんともう 小学5年生!

ということで、自分の意見を伝えられるようになった一面と

時々自分の世界にじっくりと浸り対話するような瞬間と

様々な “らしさ” を自分の中で育んでいるのを感じます。

臆病な場面に彼女の背中を押すことができる今は

その時々で “親としてできること”感じられますが

その機会も未来の日々の中に少しずつ溶け込んでは消えていき

やがては “どんなだったっけ?” とじっくり回想せねば思い出せないほどに

記憶の引き出しに包んでしまわれていきます。

これまでもそうだったように。   

 

抱っこ抱っこの日々

花火をこわがった夏

おむつを一人で履きたくて泣きじゃくった夜

ともだちに気持ちを伝えられなかった毎日   

なわとびが跳べなかった冬   

 

一歩踏み出すのに、壁を超えるのに

親としてどうしたら一番だろうと悩んでいる間に

気がつけば自分自身で乗り越えてきた小さな成長の道筋に、

僕ら夫婦が足元を照らされ導いてもらい続けたような、

そんな11年間でした。 

3人姉弟の一番目として

みんなを包み込むように見守ってくれる

我が家みんなの光の源。   

来年は卯年。    

干支を迎えるのにこんなにワクワクするなんて。    

こうして一緒に生きる日常で うまれてくる

ひとつひとつの感情を記憶のポケットから 

こぼしてしまわないように、

しっかりと心で噛みしめながら

一緒に新しい年を迎えたいと思います。  

ということで、みなさま、

いつも成長を見守ってくださり、ありがとう御座います!