3歳。

{プライベートブログです}

 

 

目を瞑ると、

  

助産院への道中の光を抱く河川敷と

 白に青をかさねた空、

そして弧を描く二本の虹が

瞬間に 映し出される。

 

 

3年前の

 

ある日の出来事。

  

  

 

あの日からこれまで、

  

家族だけでなく

  

皆様にも暖かく、やさしく見守られ、

 

おかげさまで、サンくんが

3歳になりました。

 

 

 

 

この一年、沢山の成長を見せた彼。

 

逃さないようにと

乱雑に残したメモを見返すと、

 

彼のステップに合わせて

 まるで言葉が踊っているよう。

 

 

  

この一年の記録。

”やったー!! ほしー ほしー ぜったい ほしー!”

と姉の言葉そっくりに真似る、きみ。

 

 

 

片付けを促すと

”だってこれで遊びたいから! ”と

堂々と遊び場へ闊歩する きみ。

 

 

 

 

遊びに誘うと、

 

”ちょっとまってね。考えるから…”

 

と意味深な きみ。

 

 

 

 

”寝る前にギュさせて?” 

 ”ちょっと待って。今から寝るから”

と遠回しな対応の、きみ。

 

 

 

 

”ウェンプシ!” の語意が未解明。

 

 

 

 

 

”イヤイヤ期” ならぬ ”ナンデダメ期” を迎える。

 

 

 

 

”せれちゃーん?” 

”なぁにぃー?”

を繰り返すふたり。

 

 

 

 

 

”おかあしゃん” から ”おかあさん” へ。

  

見つけると大騒ぎしていた

”バス” を見ても

何も口にしなくなった。

   

  

  

  

  

口の中に好きなものを貯めておくのは相変わらず。

 

寝起きのヘッドバッドもあいかわらず。

悲しみのヘッドバッドもあいかわらず。

  

 

 

   

”天井を見ながらわらって はしる” は、

 

”空を眺めながら ニヤケて こぐ” へ。

 

 

 

 

 

料理に目覚め、食べたいものは

自分で作るようになる。

 

 

 

 

生まれ変わったらまた親子になりたいという。

次は ハイエナ。

などなど。

この一年間で劇的に喋られるようになった、彼。

 

 

 

 

 

 

あたりまえですっかり忘れてた。

 

自分には口があり

言葉を紡ぎ

この子に何かを伝えられること、

そんな当たり前が実は一番贅沢だと教わり、

 

自分には耳があり

この子が伝えてくれる言葉を抱けること、

そんな当たり前が実は一番贅沢だと教わり、

 

赤ちゃんが一番かわいい とか

歩き始めが一番かわいい とか

喋り始めてからが一番だ とか

よくみんなが口にする ”いつが一番説”は、

どれかが正解ではなくて

どれもが正解だということを 教わり続ける。

日々の暮らしの中で。

 

 

 

 

  

 

今はまだ

小猿が抱かれるように

巻きついて

抱っこされてる サンくん。

 

 

 

お父さんはサンくんを

高く 抱き上げて

下から眺めるのが 大好きなんだよ。

 

 

いつか

いつの日か、

自分の力で

僕の背中を

遥か眼下に跳び越しておくれ。

 

 

お父さんは

その時を楽しみにしてるよ。

 

 

 

 

サンくん、誕生日 おめでとう!

 

 

… いつも成長を見守ってくださっている皆様 …

皆様がお子様の話をしていただく度に

その経験から学びの機会をいただいて、

逆に何かをお伝えすることで僕自身が

”こういう子育てをしよう”、と心に決めるきっかけと

その機会をいただいています。毎日。

我が子を素直な気持ちで愛し続けられる今の環境は

僕らの場合、自分たちで成し得ているというようより

お店を通じて 皆様に“いただいている”に近いと感じています。

今日は、3歳の報告と、皆様への日々の御礼をこのブログにのせまして。

いつもありがとう御座います。